2018年02月15日 映画
「第72回毎日映画コンクール」の表彰式に登場した大林宣彦監督
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 「第72回毎日映画コンクール」(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催)の表彰式が15日、「ミューザ川崎シンフォニーホール」(川崎市幸区)で開催され、「花筐/HANAGATAMI」で「日本映画大賞」を受賞した大林宣彦監督が出席。
あまりの熱弁ぶりで度々持ち時間をオーバーしてしまうことで有名な大林監督だが、この日は司会の生島ヒロシさんが巧みな話術で途中マイクを預かるなど見事な仕切りを見せ、オンタイムでスピーチは終了。
表彰式前は「注目は大林監督のスピーチ、前回はしゃべり続けて30分」と戦々恐々としていた生島さんも「これは自画自讃してもいいのではないでしょうか」と満足そうな笑みを見せていた。

 2016年8月に肺がんが判明し、「余命3カ月」と宣告を受けていた大林監督はこの日、車イスを使いつつも、元気な姿を見せていた。祝福に駆けつけた若手女優の矢作穂香さんに
「花筐」の撮影前に6キロの減量を命じ、本人は実際に8キロ体重を落としたというエピソードに楽しそうに耳を傾け、「あと30年は映画を撮りますので」と宣言していた。

     ===== 後略 =====
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