高齢ウォンバット老衰死、大阪
人間なら100歳
2017/11/27 19:57
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 大阪府池田市は27日、市立五月山動物園で飼育していた雌のウォンバット「ワンダー」が28歳で死んだと発表した。死因は老衰。人間だと100歳ぐらいに相当するという。

 市によると、ワンダーは、急な冷え込みで今月23日ごろから体調を崩し、点滴などで治療を受けていたが、25日朝に飼育員が動かなくなっているのを発見した。

 1990年5月、池田市とオーストラリア・ローンセストン市の姉妹都市提携25周年を記念して、同市から別の2頭と共に同園に贈られた。92年には、このうちの雄との間に子どもを出産。日本で初めての飼育下での繁殖成功例となった。
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