(2017/11/07 17:58)
 大分県弁護士会が異例の勧告だ。母親の介護のため、いわゆる「Uターン帰省」した男性が集落からのけ者にされるなど人権侵害を受けたとして改善するよう指導した。

 都会からふるさとに戻って田舎暮らし。憧れる人は多いはず。しかし、この男性のUターンはどうだったのか。大分県の弁護士会は、今月1日付で県北部のある集落に勧告を行った。
これはUターンでふるさとに戻ってきた男性が不当に人権を侵害されているというものだ。再発防止のため、初めて公表に踏み切った。大分県出身の男性。関西地方で働いていたが、母親の介護のため、8年前にふるさとに戻った。
仕事は農業。周りの協力が不可欠だが、男性は孤立して露骨な嫌がらせを受けたとしている。具体的には「水路掃除」や「豊作祈願」、はたまた「秋祭りの案内が配られない」などというもの。
ささいなこととも思うが、この集落は全世帯がわずか13。排除は生活に重くのしかかった可能性もある。こうした嫌がらせ、元々は男性が農業への補助金制度について疑問に思ったことがきっかけだったということだ。

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