北朝鮮はグルメの宝庫と言われています。特に冷麺やキムチに関しては、韓国や日本も敵わない高いクオリティのものを食べることが可能です。飢えている国民が多数いるといわれている北朝鮮ですが、そこにある調理スキルは認めざるを得ません。

・平壌で鍋料理を食べてみた
朝鮮半島の鍋というとチゲ鍋などをイメージするかもしれませんが、当然ながらバリエーションはそれだけではありません。辛くない、日本の水炊きに似た、薄味の鍋料理もあります。実際に北朝鮮の平壌で鍋料理を食べてみました。

・食材の美味しさが生かされている
鍋に入っている具は、生卵、澱粉麺、ニンジン、ネギ、豆腐など。食材からのダシと調味料で、余計な味付けがない分、むしろしっかり食材の美味しさが生かされてて満足できました。加熱しながら食べるので、極寒の冬でも温かい(店の暖房が弱くて寒いなか食べました)。

・鍋料理にパンが出てきた
鍋料理のほか、味付け水餃子、野菜炒め、漬物、キムチ、てんぷらなどが出されました。何より驚いたのは、鍋料理にパンが出てきた点。初めての経験でちょっと戸惑ったが、なかなか合う! パンと鍋料理、なかなか良い組み合わせ。気に入りました。

・行ってみないとわからない味
北朝鮮の料理は、やはりレベルが高い。こんなおいしい料理が北朝鮮で食べられる。こればかりは行ってみないとわからないことです。

すべての北朝鮮の国民が、この美味しい料理を満足できるまで食べられるようになることを、強く願ってやみません。

http://photrip-guide.com/2017/10/17/north-korean-nabe/