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「常時同時配信」の実現に意欲を示すNHKの上田良一会長=7月、東京都渋谷区のNHK放送センター(伴龍二撮影)

 電通は21日までにテレビ番組のインターネット同時配信に関する調査結果をまとめた。
導入された場合、利用するとの回答が半数に上る一方、有料の場合、金額が100円でも、その約60%が見ないと答えている。
導入の際には改めて課金問題が焦点となりそうだ。
放送番組を放送と同時にネットでも提供するネット同時配信は、放送業界が検討を進めており、NHKは2019年度の常時同時配信を目指している。

 調査では同時配信の利用頻度の予想を聞き、「毎日3回以上」から「月に1回以下」とした回答を足し上げた50・7%を「利用予定者」と定義。
利用頻度は「週2〜3回」が10・4%と最多で、1日当たりの利用時間は30分〜2時間未満が主流だった。

 ただ、利用予定者のうち、61・4%は100円でも課金されれば利用しないと回答。
500円を超えると9割以上となった。
同時配信に「魅力を感じない」「利用しない」との回答もそれぞれ35・5%、13・8%あった。


ネット同時配信 有料の場合、100円でも60%が見ない 課金に抵抗感 電通調査
産經新聞:2017.10.21 19:37更新