ジャーナリストの田原総一朗氏が7月に安倍晋三首相に対し、「政治生命を懸けた冒険」として提案したのは、首相の北朝鮮訪問だったことが8日、関係者への取材で分かった。
首相が、北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の再開を北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長に申し入れるという筋書きだ。
 関係者によると、田原氏は首相と会談した際、北朝鮮が2009年4月に離脱を表明した6カ国協議の再開に向け、
米中ロなどを説得するよう提案。首相は「ぜひやりたい」と答えたものの、米国に断られて頓挫したという。(2017/09/08-15:07) https://www.jiji.com/jc/article?k=2017090800849&;g=pol