韓国軍合同参謀本部は11日、黄海の韓国領、喬桐島の沖合で同日未明、韓国に亡命を求めた北朝鮮住民1人を保護したと明らかにした。韓国メディアは20代の男性と伝えている。男性が海上にいた時の状況は明らかになっていない。

 韓国統一省によると、北朝鮮から中国を経由せず、南北軍事境界線を越えたり海を渡ったりして韓国に亡命した北朝鮮住民や兵士は、ことし11人目。昨年は7人だった。

 一方、統一省によると、黄海の韓国領、大青島沖合で今月6日、漂流中の北朝鮮住民1人を救助した。この人物は北朝鮮への帰国を希望しているという。

http://www.sankei.com/world/news/170811/wor1708110030-n1.html