同居していた母親の遺体を自宅に放置したとして、警視庁池袋署は6日までに、死体遺棄の疑いで東京都豊島区の無職男(55)を逮捕した。「今まで一緒に暮らしてきたので、これから1人で暮らしていくことが考えられなくなった」と供述し、容疑を認めている。

 逮捕容疑は7月下旬ごろ、マンションの自室で無職の母親(90)が死亡していることに気付いたのに放置した疑い。

 池袋署によると、男は母親と2人暮らし。部屋の郵便受けに新聞がたまっていたことから、管理会社から連絡を受けて部屋を訪れた男の姉が5日、遺体を発見して110番した。母親は病死とみられ、同署が詳しい死因を調べている。

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