鹿児島県・屋久島沖で段ボールのような材質の箱に袋に小分けして入れられた白っぽい粉が大量に見つかった
ことが28日、分かった。26日に漁師が発見し、鹿児島県警に届けた。第10管区海上保安本部(鹿児島)
などは、覚醒剤など違法薬物の可能性もあるとみて鑑定する。

 10管や屋久島漁業協同組合によると、箱は縦横30〜40センチ、高さ5、6センチで計10個。白っぽい
段ボールのような材質で、赤い文字で日本語か中国語が書かれていた。うち1箱には、白っぽい粉を包んだはがき
大で厚さ2、3センチのポリ袋が十数個入っていた。ほかの箱は未開封。

 26日午前、屋久島町安房港の南5・5キロ沖でトビウオ漁をしていた同漁協所属の漁師が「漁網に箱が掛かり、
中に薬物らしいものが入っていた」と、屋久島署を通じ種子島海上保安署に届けた。

http://www.sankei.com/west/news/170628/wst1706280041-n1.html