公明党の機関紙・公明新聞は20日付朝刊で、「3つのKでわかる共産党」との見出しで共産党を
批判する記事を掲載した。「3つのK」とは「汚い、危険、北朝鮮」。公明、共産両党は、7月2日
投開票の東京都議選の複数の選挙区で競り合っている。共産党は公明党に抗議する方針で、両党の
対立は激化の様相だ。

 記事では、東京都の私立高校授業料の実質無償化などを公明党の実績とし、これを横取りする共産
党は「汚い」と批判した。また、共産党は公安調査庁の調査対象となっているため「危険」とし、
志位和夫委員長がミサイル実験を強行する北朝鮮について過去に「リアルな危険があるものではない」
と発言したことを挙げて「北朝鮮」とした。

 記事は、公明党広報部の公式ツイッターでも投稿された。公明党広報部は「今回の記事に限らず、
こういう種類の投稿はよく行っている」と答えた。

http://www.sankei.com/politics/news/170621/plt1706210032-n1.html
http://www.sankei.com/images/news/170621/plt1706210032-p1.jpg
公明党本部=東京都新宿区