2017年05月12日 18時04分
 兵庫県小野市の市立小野特別支援学校の教頭(59)が昨年11月、学校行事後に開かれた宴席で、同僚教諭(59)の前歯を折るけがを負わせていたことが県教委などへの取材でわかった。


 教頭は今年3月30日に傷害罪で罰金30万円の略式命令を受けた。県教委が処分を検討している。

 県教委と市教委によると、宴席は昨年11月26日に同県加東市内の飲食店であり、教諭ら約30人が出席。教頭が校長に「仕事の後、皆で飲みに行ける機会があればいい」などと発言したところ、
教諭が「公私混同はいけない」と反論。教頭が「それ以上言うな」と教諭の口を左手でふさごうとした際、人さし指が口の中に入り、前歯の差し歯2本が折れたという。

 教諭は被害届を県警加東署に提出。教頭は書類送検後、略式起訴され、社やしろ簡裁から罰金の略式命令を受けた。罰金はすでに納付し、治療費と慰謝料について教諭側と話し合いをしている。
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2017年05月12日 18時04分 Copyright © The Yomiuri Shimbun