【上海時事】中国中央テレビによると、同国が開発を進めている中型ジェット旅客機「C919」が5日、上海市の浦東空港で初のテスト飛行に成功した。
C919は中国の威信を懸けた国家プロジェクト。米ボーイングと欧州エアバスの寡占市場で、シェア獲得に挑む。
 C919は国有の中国商用飛機(COMAC)が製造。2008年に開発が始まった。標準座席数は158席、最大航続距離は5555キロで、ボーイング737型やエアバスA320型と競合する。
 すでに中国東方航空など国内航空会社を中心に570機を受注しているが、初飛行が2度にわたって延期されるなど、開発は難航している。また、エンジンなど主要部品には外国製が採用されている。(2017/05/05-17:15) 
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017050500548&;g=int