0001朝一から閉店までφ ★
2017/05/04(木) 12:38:17.339グーグルマップで車をどこにとめたかを簡単に記録できるようになった。
この新たな機能は、駐車位置を忘れやすい人でも正確な場所に確実にたどり着けるよう、全地球測位システム(GPS)とマニュアルによるデータ入力を組み合わせたもの。
まず3月にグーグルマップアプリのベータ版に導入された後、4月26日にはアンドロイドとiOSの正式版に追加された。
■パーキングメーターでは残り時間を表示する機能も
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グーグルマップに駐車位置を保存できる機能がついた
アンドロイド版では、現在地を示す小さな青い点をタップし、「駐車位置を保存する」を選ぶ。立体駐車場ではどうしても使い勝手が悪くなるので、「2階Bゾーン22」といったメモをマニュアルで追加できる。
パーキングメーターの場合には残り時間も表示でき、違反切符を切られないよう車に戻る時間を教えてくれる。
さらに、記憶を呼び起こすために駐車場所の写真を加えることも可能だ。iOS版も機能はほとんど変わらない。
グーグルマップには既にさまざまな形で駐車位置を知らせる機能がある。iOSではグーグルマップに駐車位置の自動検出機能が搭載されており、
ブルートゥースかUSBケーブルで車載オーディオとスマートフォンを接続すれば作動する。ドライバーが接続を切って車から降りると、グーグルマップが駐車位置を記録するという仕組みだ。
アンドロイドのグーグルナウにも大まかな駐車位置を記録する機能があるが、バスやタクシーを降りたときにも時おり情報が表示されるなどの欠陥がある。
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アンドロイド版では現在地を示す小さな青い点をタップして利用する
グーグルマップアプリに駐車位置の保存機能を搭載し、位置を記録するタイミングを利用者自身が決められるようにしたことで、車を使っていない人に余計な通知をせずに済む。
だが、グーグルがなぜこのプロセスをある程度自動化できなかったのかは解せない。例えば、グーグルマップで進むべき方向を示す「ターンバイターン方式」のナビを使っていれば、車に乗っているのは明らかなのではないか。
どうせグーグルマップを開いているのなら、目的地に着いて駐車した際に「駐車位置を保存する」という通知を受け取っても、ほとんどの人は気にしないのではないか。
アンドロイド版のグーグルマップでは数カ月前にも、過去のデータに基づいて目的地の駐車場の混雑状況を予測するサービスを始めたばかり。
グーグルはまだ一握りの米大都市圏でしか使えないこの機能のために、端末で「ロケーション履歴」を有効にしている
ユーザーから匿名加工データを集めている。これは検索サービスとグーグルマップの「混雑する時間帯」のデータ収集方法とほぼ同じだ。
By Paul Sawer
(最新テクノロジーを扱う米国のオンラインメディア「ベンチャービート」から転載)
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO15977720S7A500C1000000/?dg=1