2017.4.14 18:04
東京都東村山市は14日、部下に膝蹴りしたり、暴言を浴びせたりするパワハラをしたとして、男性の市民部長(50)を
停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。当時の上司だった男性の経営政策部長(61)も、不適切な対応をしたとして戒告処分とした。

 東村山市によると、市民部長は経営政策部次長だった平成26年6月、広報広聴課長だった50代男性に、指示とは別の仕事をしたとの理由で臀部を膝蹴りした。
日常的に頭髪をからかう発言をしたほか、犬に命じるように「ハウス」と声を掛けることもあった。

 課長は、同年7月に経営政策部長に被害を伝えたが、対応してもらえなかったと説明。27年11月から病気休職し、28年8月に市の苦情処理組織に訴えた。今年3月に仕事に復帰した。

 市民部長は「仲が良いので冗談を言っているつもりだった」などと弁解しているといい、市人事課は「ハラスメント防止研修を徹底して再発防止に努めたい」とした。

http://www.sankei.com/smp/affairs/news/170414/afr1704140028-s1.html