暴力団事務所の“金庫番”だった組員をマンションに監禁しけがをさせたとして、大阪府警西、
鶴見両署は1日、逮捕監禁致傷容疑で、大阪府東大阪市新庄、指定暴力団神戸山口組系組員、
林則一容疑者(42)ら計7人を逮捕、送検したと発表した。いずれも容疑を認めているという。

 逮捕・送検容疑は、共謀し1月12日、組員の男性(53)を大阪市西区のマンションの一室に
監禁し、顔や腹を殴る蹴るなどの暴行を加えて全治約2週間のけがをさせたとしている。

 同署によると、男性は組の資金管理役だったが、預かっていた組会費10万円を持ったまま失跡。
同市西成区の集合住宅に身を潜めているところを発見され、乗用車で同市西区のマンションに連れ
込まれた。同18日に脱出し近くの警察署に駆け込んだといい、「使い走りをさせられるなど処遇に
不満があり、組に嫌気が差した」と話しているという。

http://www.sankei.com/west/news/160701/wst1607010060-n1.html