<前提>
・日本は「4島一括返還」を求めている
・日ソ共同宣言では「平和条約締結後の歯舞群島と色丹島返還」に合意している(イルクーツク声明で再確認)

<私案>
では、オホーツク海のロシアにとっての安全性を保った上で、2島返還からどこまで4島返還へと近付けるか?

まず、前提として国後水道(択捉と国後の間の水道)含めた以北についてはロシアは軍事上の理由から渡せない。
(渡せばロシアは、オホーツク海を日本=アメリカに明け渡す事になる)
参照:http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n46021

なので、日本としては国境を国後島上でどれだけ北側にもっていけるかが焦点。
国後島の地勢をみると、

http://homepage3.nifty.com/kitanotakarajima/knsr,top.html
>そして、ふもとに針葉樹の大樹海を広げた東北端の名山・爺爺岳(1822m)、北端のルルイ岳(1485m)へと
>かけのぼり、一気に国後水道へと落ち込んで終わります。

村は島に泊村、留夜別村の二箇所しかないから、
南側の泊村に加え、留夜別村を日本側に組み込む形でルルイ岳、爺爺岳あたりを緩衝地帯化。
緩衝地帯の中央に、両峠を直線で結んだ形で国境を引く。
これで実質、国後島の居住可能地域すべてを日本が得、かつロシアにとって国後水道の安全性は担保される。

結論: 国境を国後島上、ルルイ岳と爺爺岳の頂を直線で結んで確定。両側に緩衝地帯を設定する。(3島-α返還私案)