官や警察職員は計122人(前年同期比1人増)だったことが20日、警察庁のまとめで分かった。
このうちセクハラによる処分は6人(4人減)で、パワハラは3人(1人減)。逮捕者は29人(8人減)だった。

具体的な処分理由では、セクハラを含む「異性関係」が39人(10人減)で最も多かった。次いで「窃盗、詐欺、横領など」の25人(7人減)、「交通事故、違反」が19人(5人増)などだった。
処分を受けた122人のうち、暴力団への捜査情報の漏洩といった業務に関する処分は29人(1人減)、万引きや交通事故などの私生活における処分は93人(2人増)に上った。

処分の内訳は免職12人、戒告19人、減給56人で、いずれも2〜3人の減少だった。一方、停職は9人増え35人だった。

都道府県警別で見ると最多は警視庁と福岡県警の12人で、神奈川県警の9人、大阪府警の8人が続いた。〔共同〕