全てを明らかにするのが裁判であって、隠し事は許されない。
どんなに秘密性・プライバシー性が高いものであっても、裁判では包み隠さず全て公開しなければならない。
「これはプライバシー性が高いものだから裁判官にも秘密にした上で訴訟を進めてほしい」というような事例を1つでも認めてしまうと、連鎖的に次々と「裁判官にも秘密にすべきだ」と主張するケースが出てきて収拾がつかなくなってしまうだろう。
そのため例外は一切みとめず、どんなにプライバシー性が高いものであっても裁判官の前では公開されるのだよ。

女子トイレ個室内が撮られた映像も例外ではなく、モザイク処理などは許されず、ありのままを裁判官に見てもらう必要がある。