続報

<13:41> 後場の日経平均は軟調継続、為替動向に神経質との声も
後場に入り、日経平均は前営業日比約280円安の4万0600円近辺で推移している。一時340円超安となった。一部の半導体株に売りが出ているほか、主力株が軟調で指数の重しとなっている。

外為市場ではドルは151円前半で推移しており、為替相場の動きに対してやや神経質になっているとの指摘も出ている。市場では「口先介入だけで終わればいいが、仮に実弾介入が入れば値幅を伴って円高に振れる可能性があり、その場合は株式市場も動揺するだろう」(国内証券・ストラテジスト)との声が聞かれた。日本株は先高観が意識されやすいものの、「為替動向や当局の姿勢がどう変化するかは、引き続き注意しなければならない」(同)という。

個別では、東京エレクトロン(8035.T)、ソフトバンクグループ(9984.T)が小幅安で推移。主力のトヨタ自動車(7203.T)、ソニーグループ(6758.T)も軟調。一方、アドバンテスト(6857.T)は4%超高で堅調に推移している。