【株式前場値動き】前場の日経平均は反落、短期的な過熱感で利益確定売り【03/25 株価】 [エリオット★]
［東京 ２５日 ロイター］ - 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比２６７円１９銭安の４万０６２１円２４銭と、反落した。前週末の米国株式市場でダウ工業株３０種(.DJI)が５営業日ぶりに反落した流れを受けて、利益確定の売りが広がった。日米の中銀イベント通過で全体的に手掛かり材料に欠けるなか、短期的な過熱感も意識された。
日経平均は８９円安の４万０７９８円９６銭で寄り付いた後、下げ幅を縮小しプラス圏まであと５１円迫る場面もみられたが、再び売りに押された。一時、３１９円安の４万０５６８円７７銭で前場安値をつけた。日経平均は前週末までの４営業日で約２１８０円上昇した反動もあり、きょうは利益確定の売りが広がった。
ＴＯＰＩＸ（東証株価指数）は反落し０．８％安の２７９０．７８ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は２兆２５７１億８４００万円だった。東証３３業種では、値上がりは陸運、石油・石炭製品、水産・農林など９業種で、値下がりは精密機器、パルプ・紙、不動産、サービスなど２４業種だった。
市場では「２７日の権利付最終日を意識した動きのほか、押し目買いも入っており、大幅な株安には至っていない」（りそなホールディングスの武居大暉ストラテジスト）との声があった。個人投資家の買い意欲は引き続き強いという。
主力株では、リクルートホールディングス(6098.T)、信越化学工業(4063.T)、東京エレクトロン(8035.T)が軟調。アドバンテスト(6857.T)、日本取引所グループ(8697.T)、日本製鋼所(5631.T)はしっかりだった。
そのほか、個別では小林製薬(4967.T)がストップ安売り気配。健康被害の恐れがあるとして、商品の自主回収を発表したことが嫌気された。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが４９１銘柄（２９％）、値下がりは１１０１銘柄（６６％）、変わらずは６０銘柄（３％）だった。
2024年3月25日午前 11:57
ロイター
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/GEASHT2ZXVMJXKBXBRZLFQNGLA-2024-03-25/ 本日の詳細
＜１０：５０＞ 日経平均は２００円超安、短期的な過熱感を解消
日経平均は下げ幅を拡大し、前営業日比２００円超安の４万０６００円台半ばを推移している。全体的に手掛かり材料に欠ける中、短期的な過熱感を解消する利益確定売りの動きが先行しているという。朝方に比べてドル／円がやや円高に振れていることも相場の重しとなっているとの見方もあった。
ＴＯＰＩＸ（東証株価指数）は０．７０％超安の２７９０ポイント台。東証３３業種では、パルプ・紙、精密機器、不動産、サービスなど２５業種が値下がり、水産・農林、陸運、空運など８業種が値上がりとなっている。
＜０９：１０＞ 日経平均は反落で寄り付く、前週末の米株安で ４万０７００円台
寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比８９円４７銭安の４万０７９８円９６銭と、５営業日ぶりに反落してスタートした。前週末の米国株式市場でダウ工業株３０種(.DJI)が反落した流れを引き継いだ。
ＴＯＰＩＸ（東証株価指数）は７営業日ぶりの反落で、０．６０％超安の２７９０ポイント台。東証３３業種では、パルプ・紙、精密機器、海運、不動産、銀行など２８業種が値下がり、証券、水産・農林など５業種が値上がりとなっている。
主力株はファーストリテイリング(9983.T)、テルモ(4543.T)、信越化学工業(4063.T)が軟調。アドバンテスト(6857.T)、安川電機(6506.T)はしっかりの展開となっている。
＜０８：２３＞ 寄り前の板状況、ＦＰＧが買い優勢 西日本フィナンシャルＨＬＤＧは売り優勢
東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群は以下の通り。
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/WH3CG4KNZ5PAVFE4YECDP3EHLI-2024-03-24/ ホールド株、騰がり過ぎって思っていても下がると悲しいものだね。
高値で掴んだ人も居れば売り抜けた人も居る。
諸行無常だよね。 ニュースの解説は後付け賢い人だけ本当の理由を知っている 俺が脚いて、で神社いかないと接地とらないとあがらない
なんなんだ まいにちまいにち天井だの暴落だので、たいやきくん状態。
何とか金曜日に売りぬいてほっと一息。
もうやめたいんだけどやめられない。
ダウ上昇とか耳にすると損した気分になるから。
買うか売るか維持するか頭の中がグルグルしてる。
明日はどっちだ？ 続報
＜１３：４１＞ 後場の日経平均は軟調継続、為替動向に神経質との声も
後場に入り、日経平均は前営業日比約２８０円安の４万０６００円近辺で推移している。一時３４０円超安となった。一部の半導体株に売りが出ているほか、主力株が軟調で指数の重しとなっている。
外為市場ではドルは１５１円前半で推移しており、為替相場の動きに対してやや神経質になっているとの指摘も出ている。市場では「口先介入だけで終わればいいが、仮に実弾介入が入れば値幅を伴って円高に振れる可能性があり、その場合は株式市場も動揺するだろう」（国内証券・ストラテジスト）との声が聞かれた。日本株は先高観が意識されやすいものの、「為替動向や当局の姿勢がどう変化するかは、引き続き注意しなければならない」（同）という。
個別では、東京エレクトロン(8035.T)、ソフトバンクグループ(9984.T)が小幅安で推移。主力のトヨタ自動車(7203.T)、ソニーグループ(6758.T)も軟調。一方、アドバンテスト(6857.T)は４％超高で堅調に推移している。 
