2024年3月15日 12:06 (2024年3月15日 16:22更新)

日産自動車とホンダは15日、電気自動車(EV)や車載ソフトの分野で提携する検討を始めたと発表した。EVの基幹部品の共通化や部品の共同調達、
ソフトの共同開発などを検討する。規模拡大を通じたコスト競争力の向上に加え、両社の知見を持ち寄ったソフト開発環境の整備などを急ぐ。

同日、日産の内田誠社長兼最高経営責任者(CEO)とホンダの三部敏宏社長が都内で共同で記者会見を開き、発表した。

提携検討の理由について内田氏は「新興勢力などが参入し、市場の変化するスピードが変わった」との認識を示し、
三部氏はEVやソフトの開発では「規模拡大が欠かせない。(ガソリン車で積み上げてきた)これまでの強みではこれからは戦えない」と強調した。

EVの中核部品であるイーアクスルの共通化や共同調達、

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC151M00V10C24A3000000/