By - grape編集部  公開:2024-01-29  更新:2024-01-29

『真面目』と評されることが多い、日本人。それゆえ、接客業のホスピタリティの高さが長所として挙げられます。

日本の接客業は、どんなに庶民的な店でも基本的に丁寧。また、海外諸国と比べると、接客ルールやマナーが厳しいとされています。

しかし、そういった風潮は、日本の長所であると同時に、欠点にもつながっているのかもしれません。





スーパーで目にした貼り紙に考えさせられた理由

東京都内のスーパーマーケット(以下、スーパー)を訪れた、Alunim(@AluminiumMania)さんは、目に入った貼り紙に対し、強い疑問を抱いたといいます。

つづられていたのは、店長による客への呼びかけ。その内容を読み、Alunimさんは、こう思ったのです。

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「こういったクレーム対策は、未だに理解できない」
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客への呼びかけは「店員が、仕事中に水分補給をすることがあります」という、理解を求めるもの。

レジ対応などの業務などは、基本的に立ちっぱなしです。また、忙しい時間帯になると、言葉を発する機会も増加します。

もし水分不足になってしまったら、最悪の場合、倒れてしまう可能性もあるでしょう。店側は、従業員の健康を守るため、こういった呼びかけを行っていることが推測できます。

店側による、優しさにあふれる対応。しかし、その呼びかけが行われているのは、理解を示さない人が一定数存在するということ。

日本では過去にも、休憩をしている救急隊員などに対し、「サボっている」とのクレームが寄せられたケースが報告されています。

『真面目』と評される国民性ゆえの問題に、多くの人からさまざまな意見が上がりました。

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