0001へっぽこ立て子@エリオット ★
2023/10/12(木) 17:53:52.42ID:i4/lHTiv→海外ユニクロ事業、営業利益に占める割合は前期に約6割まで拡大
ファーストリテイリングは12日、今期(2024年8月期)の営業利益予想が18%増の4500億円になる見通しを発表した。ブルームバーグが集計したアナリスト11人の営業利益予想平均4233億円を上回った。
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上海にあるユニクロの店舗 Photographer: Raul Ariano/Bloomberg
今期は、国内外のユニクロ事業で増収増益、特に海外ユニクロ事業の伸長が著しく、グローバルでの事業拡大継続を予想しているという。ユニクロ事業での海外出店は、前期に比べ1割強多い180店舗を予定しており、北米や欧州を中心に出店を加速する。
同社は今後の成長の柱に海外事業を据えている。決算会見に出席した柳井正会長兼社長は、「現在のやり方で5兆円の道筋は見えている。10兆円は決して届かない目標とは考えていない」と話した。
同氏は4月、今後10年で売上高を10兆円まで引き上げる目標を明らかにしていた。24年3月期の予想の3倍超にあたる水準で、海外での伸びが欠かせない。
●2024年8月期の業績見通し
売上高:前期比10%増の3兆500億円(市場予想3兆138億円)
営業利益:同18%増の4500億円(市場予想4233億円)
純利益:同4.6%増の3100億円(市場予想2860億円)
一方、23年8月期の営業利益は前の期比28%増の3810億円となった。前期の業績をけん引したのも海外事業だ。海外ユニクロ事業の営業利益は同43%増の2269億円となり過去最高で、全体に占める割合は約6割まで拡大した。
中華圏は、売上高が前の期比15%増、営業利益が同25%増となり過去最高だった。新型コロナウイルス感染症の影響で上期に苦戦したが、下期は想定以上に回復した。また、北米が期を通じて好調だったほか、欧州も顧客層の拡大によって大幅な増収増益になった。
●第4四半期(6-8月期)決算の要旨
売上高:前年同期比16%増の6231億円(市場予想6071億円)
営業利益:同93%増の505億円(市場予想438億円)
純利益:同63%増の577億円(市場予想251億円)
□後継者の資格
子会社のユニクロでは、9月に北米事業の黒字化に貢献した塚越大介氏が社長兼最高執行責任者(COO)に就いた。新しい経営体制で北米事業のさらなる拡大に取り組む。柳井氏は塚越氏の起用の理由について、「現場第一主義。即断即決即実行を実践しており、それも良く考えて実行している」などと説明した。
来年2月に75歳の誕生日を迎える柳井氏にとって、次の後継者選びは大きな問題だ。同氏は「私もまだまだ頑張る」としながら、塚越氏の可能性を問われると、「当然有資格者。そうでなければ指導者にはしない」と述べた。
一方、同社は23年8月期の好調な業績を踏まえ、1株当たり280円としていた年間配当金予想を同290円に引き上げた。24年8月期は同330円を見込む。
□9983:Tokyo 株価 - ファーストリテイリング - Bloomberg Markets
https://www.bloomberg.co.jp/quote/9983:JP
□決算サマリー | FAST RETAILING CO., LTD.
https://www.fastretailing.com/jp/ir/financial/summary.html
2023年10月12日 15:06 JST
更新日時 2023年10月12日 17:21 JST
Bloomberg
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-10-12/S2EBRKDWRGG001