ヤマハ発動機、抗体で健康状態を分析　病気の予兆を発見
2023年9月27日 20:37　日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC272LY0X20C23A9000000/


ヤマハ発動機は27日、血液中の抗体（たんぱく質）から健康状態を分析する事業に参入したと発表した。抗体の有無や量で病気の予兆を発見したり、進行状況を解析したりする。データを医療機関向けに提供するほか、製薬会社の創薬研究などに活用してもらうことを想定している。ヤマハ発は中期経営計画で医療分野を戦略事業領域に位置付けている。

事業を手掛ける「チューニングフォーク・バイオ」を5月に米国で設立した。同社は特定の疾患に出る抗体と被検者の抗体を照合することで、健康状態を分析する。7月には日本法人を立ち上げた。チューニングフォーク・バイオの引地裕一最高経営責任者（CEO）は「売上高は2024年に数億円程度、5〜10年でその10倍程度に成長させたい」と話した。


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※関連ソース
ヤマハ発動機株式会社　2023年9月27日発表
抗体を活用した医療・健康事業の新会社を設立～日米で事業展開、新規事業領域強化を目指す～
https://global.yamaha-motor.com/jp/news/2023/0927/corporate.html