立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
5chスレタイ検索 Google検索
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寄り付きは32000円の大台付近。そこから大台を割り込む局面もありながら32100円までのレンジでの値動きでしたが、引けにかけて買われ50円上がる局面に。プラスまでは届かず続落で終了。
アメリカの経済指標の数字を見て上限金利引き上げ警戒の機運が高まり、弱気相場になっています。一方で権利付き最終日というのも意識され、割安感のある銘柄も含めて物色もされています。
今まで高かった電気ガスや海運業は権利落ち関連で軟調。医薬品が業種別では上位に入っています。
個別では決算銘柄が動いており、日本オラクルは電帳法やインボイス対応で企業からの需要が拡大し決算も好調、株価も6月水準まで回復。スギHDはドラッグストアの売上が伸びており決算もしっかりした内容でしたが、それ以上のインパクトに欠けたか期待が剥落して下がっています。話題としてはグロース市場のトレーディングカードと新日プロレスでお馴染みブシロードが自社株買いを発表して一段高となっています。
後場はほぼ横ばいの32150円付近で再開しています。

[東京 27日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比151円34銭安の3万2163円71銭と続落した。米国市場で金利高止まりを警戒して株安となったことが嫌気された。朝方には幅広く売られ、心理的節目の3万2000円を1カ月ぶりに下回る場面もあった。

日経平均は291円安で寄り付いた後も一時354円安の3万1960円32銭に下げ幅を拡大し、節目を割り込んだ。米ハイテク株安が嫌気され、朝方には指数寄与度の高い半導体関連株などのマイナスが目立った。

その後、半導体関連株は徐々に下げ幅を縮小したりプラスに転換し、日経平均も下げ渋った。アジア時間の米長期金利の上昇一服が意識され「米ハイテク株安の割に、グロース株売りは強まっていない」(国内証券のアナリスト)との指摘もあった。

きょうは権利付き最終売買日となり、市場では期末の需給に伴う思惑も交錯したとみられている。「正攻法では配当取り狙いの買いなので、大引けにかけて高配当株への買い戻しが入るかがポイント」(フィリップ証券の増沢丈彦・株式部トレーディング・ヘッド)との声が聞かれた。

あすは配当落ちだが「配当再投資への思惑は支えになりそうだ」(増沢氏)のいう。

TOPIXは0.37%安の2363.24ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は1兆6540億9500万円だった。東証33業種では、値上がりは医薬品や不動産、石油・石炭製品など9業種で、値下がりは電気・ガスや海運、ゴム製品など24業種だった。

第一三共(4568.T)やキーエンス(6861.T)がしっかり。ソニーグループ(6758.T)は小高い。一方、ニデック(6594.T)やホンダ(7267.T)、三井住友FG(8316.T)は軟調だった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが629銘柄(34%)、値下がりは1116銘柄(60%)、変わらずは91銘柄(4%)だった。

2023年9月27日午後 12:01
ロイター
https://jp.reuters.com/markets/japan/BIJHZOGU4NKZZD463G2BUAF4IU-2023-09-27/