楽天グループが公募増資の実施に向けて最終調整に入ったことが15日わかった。調達額は3000億円規模になるとみられる。楽天は携帯電話事業の設備投資の負担が重く最終赤字が続く。資金調達のため、資産売却も進めるが、携帯事業の立て直しにはなお時間を要する。投資家からも広く資金を集め、社債の償還や基地局整備に充て、財務基盤の改善を急ぐ。

楽天グループの株価は15日の終値が前営業日比64円(9%)安の643...
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