[ニューヨーク 12日 ロイター] - 著名投資家ジョージ・ソロス氏のファミリーオフィス「ソロス・ファンド・マネジメント」が第1・四半期に電気自動車(EV)の米テスラや米リビアン・オートモーティブ、米娯楽大手ウォルト・ディズニーの株式保有を減らした一方、動画配信の米ネットフリックス株を新たにポジションに加えたことが、12日公表された当局への申告書類で明らかになった。

テスラ株とリビアン株は2022年に、テスラの転換社債は2018年に、それぞれ購入していた。

ネットフリックスの他には米小売りのウォルマート、中国電子商取引JDドットコム(京東集団)の株式を新たに購入。また、半導体の米クアルコム株を50.5%、配車サービスの米ウーバー・テクノロジーズ株を約50%それぞれ増やし、スポーツ用品の米ナイキ株は約3倍に拡大した。

鉄道経営のCSXとノーフォーク・サザンの株式保有も増やした。

2023年5月15日9:26 午前
ロイター
https://jp.reuters.com/article/usa-funds-soros-idJPKBN2X600M