立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
5chスレタイ検索 Google検索
https://www.google.com/search?q=5ch+%E3%82%B9%E3%83%AC%E3%82%BF%E3%82%A4%E6%A4%9C%E7%B4%A2
寄り付いて一旦はマイナスに沈んだものの持ち直し、穏やかに値段を上げて続伸で前場終了。
先物市場が下がらず推移していることから上値も下値も限られる展開。ISM指数は思った以上に下がって、利上げ縮小期待より景気減退懸念の方が作用が強くなった様子。
業種別では下がった海運業が値上がり上位に。ただこちらも大きな動きは限られています。
個別では決算を出した銘柄が大きな動きに。象印マホービンが進捗率の進み具合を好感して大きく値上がりに。スタンダード市場の住石HDは業績を評価、更に井村氏が買い増して保有割合が上がったことも材料となり昨日の下落幅を帳消しに。しまむらは業績不振で大きく下げています。
後場は28260円付近で再開しています。

[東京 4日 ロイター] - 午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比55円82銭高の2万8243円97銭と、小幅に3日続伸した。前日の米市場がまちまちの結果となったことで、日経平均は方向感を見出しづらく、動意に乏しい展開となった。セクター別では、原油価格の上昇を受けてエネルギー関連株が堅調に推移した。

日経平均は25円高と小幅高でスタートした。その後はすぐにマイナス圏に沈む場面もあり、一進一退の展開となった。前日の米株市場では主要3指数がまちまちだったほか、米経済指標の悪化で景気減速懸念が意識され、日本株は上値の重い展開となった。前週から急ピッチで上昇しているため、上値を追う動きは限定的との意見もあった。物色動向としては景気敏感株の一角が売られた一方、海運などはしっかりだった。

米国株は金融不安が広がる前の水準まで戻してきていることから、市場では「日本株も3月上旬高値を目指す動きの中にあり、2万8000円台後半に向けて上方向に行きやすいのではないか」(国内証券・ストラテジスト)との声が聞かれる。ただ、米経済の先行き懸念が重しになりやすいという。

市場の関心は米国の金融政策動向に集まっている。「今週は米連邦準備理事会(FRB)高官らの発言機会が控えているので、発言内容から政策動向を探っていく展開になりそうだ」(野村証券のストラテジスト・澤田麻希氏)との指摘も聞かれた。週末には米雇用統計の公表が予定されていることから、「FRB高官の発言や経済指標の内容を見極めたいとする姿勢が強まりそうだ」(澤田氏)という。

TOPIXは0.13%高の2020.38ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆2977億8800万円だった。東証33業種では、その他製品、海運業、電気・ガス業、など20業種が値上がり。鉄鋼、倉庫・運輸関連業、小売業など13業種は値下がりした。

個別では、前日に決算を発表したしまむらが6%超安となった。市場では「(今期の)営業利益見通しが市場予想を下回ったことを嫌気して、売りが先行しているのではないか」(別の国内証券・ストラテジスト)との指摘が出ていた。

指数寄与度の大きいファーストリテイリングは小幅安、ソフトバンクグループは小幅高となった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが771銘柄(42%)、値下がりが971銘柄(52%)、変わらずが93銘柄(5%)だった。

2023年4月4日12:07 午後
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL4N3670JV