立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
5chスレタイ検索 Google検索
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寄り付きで前日から400円のマイナススタート。しかしそこからダウ先物の動きにも呼応したかリバウンドし、250円まで下げ幅を圧縮したところで時間となり、反落で前場終了。
昨日の下げ渋りで一旦踊り場となったことから下がりやすい地合いが出たように見えます。水準はボリンジャーバンドの-2δで押し戻される形。
クレディ・スイスの問題が炎上して市場はリスク回避のポジション解消売り祭りに。金融に加えて鉄鋼と非鉄金属も売り気配濃厚で始まっています。
一方で昨夜の米国市場ではGAFAMが堅調だったことから半導体関連がしっかり。韓国サムスンの設備投資が想定より多いこともあり、日韓首脳会談がセットされたことから良好な関係に戻せて波及効果を期待できるとの思惑もあるようです。
話題としてはVTuberのエニーカラーがプライム市場に変更を届けたとの情報からストップ高。ラーメン屋チェーンを展開するギフトHDが決算が物足りないとのことでストップ安に転落しています。
後場は26900円付近で再開。三月の権利確定が近いので還元率の高い銘柄に物色が入る可能性があります。

[東京 16日 ロイター] - 16日午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比255円09銭安の2万6974円39銭と反落した。欧米での金融システム不安が再燃したことで投資家心理が悪化しリスク回避の売りが広がり、銀行や保険などの金融セクターを中心に幅広い銘柄が値下がりした。日経平均は1月23日以来の節目の2万7000円割れとなった。 日経平均は前営業日比432円安でスタートした後も下げ幅を拡大し、一時前日比596円安の2万6632円92銭まで下落した。経営不振が懸念されるスイスの金融大手クレディ・スイスの株価が前日急落し再び金融システム不安が高まったことで、投資家がリスク回避姿勢を強めた。

ただ、前場の序盤にクレディ・スイスがスイス国立銀行(中央銀行)から最大500億スイスフラン(約7兆円)を借り入れる措置について発表すると、日経平均は急速に下げ幅を縮小し2万7000円を回復する場面もあった。

SMBC信託銀行の山口真弘投資調査部長は「スイス中銀によるクレディ・スイスへの流動性供給のニュースが投資家心理の悪化に歯止めをかけた。市場はいったんは小康状態を取り戻すのではないか」とみている。ただ、根本的な解決への道が見えていないことから、投資家心理は揺れやすい状況が続くいう。

TOPIXは1.29%安の1934.79ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は1兆9614億0300万円だった。東証33業種では、値下がりが鉄鋼や保険業、銀行業など32業種で、値上がりが情報・通信業のみだった。

個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループが3.3%安、みずほフィナンシャルグループが3.4%安、三井住友フィナンシャルグループが3.8%安となるなど、銀行株が軒並み売られた。保険株も軟調で、第一生命ホールディングスは6.8%安と大幅安。

一方、東京エレクトロンやアドバンテストなどの半導体銘柄は底堅かった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが174銘柄(9%)、値下がりは1638銘柄(89%)、変わらずは25銘柄(1%)だった。

2023年3月16日12:06 午後
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPKBN2VI05E