立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
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アメリカ市場が一段高になったことを受けて株価は75日線を突破して寄り付き。一旦は下がったものの再び盛り返し、大幅続伸で前場終了。
警戒感が抜けてきたことでリスクを取る方に市場の動きが変化してきたように感じられます。大型IT銘柄は半導体不足から生産調整に入ったりで業績は奮わなかったものの、それ以外の企業業績は好調で株価の押し上げに貢献しています。中国市場も一旦は底を打ったようなのでマイナス要因としては一服です。
個別では精密機械やFA関連製造業が好調、医薬も堅調です。反面レーティングが下がった海運業が大きく反落しています。決算を発表した銘柄が総じてよく動いています。
後場は27570円を付けてから下がって27530円付近。アルファベットとマイクロソフトが物足らず、残りのGAFAMの決算もあまり良くないのではとの予想が出ているので、やや勢いが衰える可能性があります。

[東京 26日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比326円87銭高の2万7577円15銭と、続伸した。前日の米国市場で、低調な経済指標を受けて利上げペース鈍化の思惑から株高となった流れを引き継いだ。香港株の堅調な推移も相場を支援した。

日経平均は160円高で始まり、その後も上値を伸ばした。買い一巡後は、いったん伸び悩む場面もあった。米グーグルの持ち株会社・アルファベットやマイクロソフトといった米大手ハイテク企業の株価が時間外取引で下落し、米主要株価3指数の先物が軟調となって投資家心理の重しになった。

中盤以降に再び上げ幅を拡大。一時320円超高に上昇した。このところ不安定だった香港株の堅調な値動きが確認され「安心感につながり、買い戻しを誘発した」(国内証券のストラテジスト)という。

米長期金利の上昇一服を受け、グロース(成長)株の上昇が目立った。一方、百貨店や空運、陸運といった経済再開(リオープン)関連はさえない銘柄が目立った。TOPIXグロース指数は1.3%高、同バリュー指数は0.5%高で、グロース株優位だった。

市場では「短期的な循環物色の動きにもみえる」(りそなアセットマネジメントの戸田浩司ファンドマネージャー)との声が聞かれた。医薬品などディフェンシブ株も物色され「景気に対して楽観しているわけではないだろう。本格的な買いが入るのは、少なくとも中間決算で企業業績を見極めた後ではないか」(戸田氏)という。

TOPIXは0.95%高の1925.27ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆4165億0500万円だった。東証33業種では、値上がりは医薬品やサービス業、精密機器など25業種で、値下がりは海運業や鉄鋼、陸運業など8業種だった。

エムスリーが大幅高だったほか、ファーストリテイリングが堅調。ソフトバンクグループは年初来高値を更新した。一方、高島屋やキヤノンは軟調。日本郵船は大幅安だった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1375銘柄(74%)、値下がりは379銘柄(20%)、変わらずは83銘柄(4%)だった。

2022年10月26日11:53 午前
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL4N31R0R9