新型コロナウイルスのオミクロン型「BA.4」「BA.5」に対応した新たなワクチンの接種が13日から始まる。2回接種を完了した12歳以上を対象に、前回から5カ月以上の間隔をあけて打つ。開始時期は自治体や会場によって異なり、準備が整ったところから順次始める。

厚生労働省は配送済みの「BA.1」対応ワクチンと予防効果に大きな差はないとして、種類によらず早期の接種を検討するよう求めている。

政府は希望者への年内の接種完了をめざしており、接種間隔を短縮する方針だ。厚労省が19日に開く部会で議論する。

24日以降には生後6カ月~4歳の子ども向けの新型コロナワクチンの接種も始まる見通し。他の世代と同様に予防接種法上の「努力義務」を適用する。
2022年10月7日 20:22 (2022年10月13日 7:26更新)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA075RL0X01C22A0000000/