0001田杉山脈 ★
2022/09/23(金) 15:04:14.66ID:CAP_USER職場で広く使用されるソフトウエアのメーカーとして巨大な存在であるマイクロソフトは、プロフェッショナル向けソーシャルネットワークのリンクトインも傘下に置いている。サティヤ・ナデラ最高経営責任者(CEO)は、部下のサボりを気にする上司の不安を「生産性のパラノイア」と表現。従業員の監視といった望まれない結果を招きかねないという。
「上司は部下の生産性が低いと考えているが、部下は生産的だと考え、むしろバーンアウト(燃え尽き症候群)を感じているケースも多い」とナデラ氏はブルームバーグテレビジョンのインタビューで語った。「新しい働き方の世界において何よりも大事なのは、このパラドックスを解消することだ」と述べた。
マイクロソフトは同社のソフトウエア、ビバがこうしたギャップを埋めるのに役立つとしている。ビバはペイパル・ホールディングスやウニリーバなど大手企業に採用され、月間のアクティブユーザーは1000万人を超えている。
マイクロソフトのバイスプレジデント、ジャレッド・スパタロ氏は「従業員監視についての議論は活発になってきている。監視は絶対に間違っているというのが、当社の強い姿勢だ」と語る。「雇用主が従業員を監視し、キーボードの入力歴やマウスのクリック歴といった記録を取るのは、やってはいけないことだと考えている。そういう行為は結果ではなく熱意を測定しているようだと、いろんな点で思われるからだ」と述べた。
マイクロソフトはまさにそうした行動をに可能にしたとの批判を受け、職場向けプロダクトの機能に一部修正を加えている。同社は2020年、プロダクティビティー・スコア機能を変更。同機能が従業員の監視を容易にしていると、プライバシー擁護団体からの指摘を受けていた。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-22/RIM645T0AFB401