「iPhone 14」シリーズが発売されました。スマホが日常に欠かせない道具となった今、最新モデルの登場に心が躍ってしまう人が多いでしょう。特に10代は、新シリーズの情報を熱心にチェックしているかもしれません。

 MMD研究所が行った「2022年5月スマートフォンOSシェア調査」によると、10代女性のiPhone利用率が突出していて84.1%、続いて20代女性(70.2%)、10代男性(70.1%容量)、20代男性(57.0%)と続いています。全体のiPhone率が44.1%なので、10代、20代のiPhone率はかなり高めです。
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とはいえ、必ずしも最新機種を持っているわけではありません。10代は自分で購入するわけではなく、親が買うケースが多いため、許可が下りないこともあるでしょう。子どもが小さい頃は、親のiPhoneをお下がりするご家庭も多いですね。しかし、子どもが中学生、高校生になると、子どもに最新機種を買って親は子どものお下がりを使うという話も聞かれます。大人の方が最低限の機能があればいいと考える人が多いのかもしれません。

 前述の調査では、全年代で利用している機種も調査されています。iPhoneで最も多いのは、「iPhone SE(2020年発売)」です。「iPhone SE 第2世代」にあたるこの機種は、ホームボタンを搭載しており、手に持ちやすいサイズであるなど、実用性が高いことで人気があります。次点は、iPhone 8、3位はiPhone 12と続きます。
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若い世代はSNSと密着しており、写真や動画をよく撮影するため、カメラ性能の良さを優先して選ぶと思われます。問題は、親のお財布がどこまで許容できるかですね。

10代がiPhoneを好きな理由
 10代がiPhoneを好きな理由は、いくつかあります。まずは、Appleブランドの魅力です。以前取材した女子高生は、「リンゴのマークがかわいい。トイレの鏡で自撮りするとき、リンゴのマークが映るように撮る」と話していました。学校の先生も、Macを持っている人はセンスがいいと捉えるそうです。
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2209/19/news043.html