東京電力の標準的な電気料金が月1万円の大台に迫っている。ウクライナ危機などをきっかけに発電に使う石炭や液化天然ガス(LNG)の輸入価格が急騰したためだ。足元では都市ガスとセット契約することなどで割安だったはずの電力自由化後の新メニューの料金が、自由化前からのメニューを逆転する現象も起きている。燃料高が続けば新メニューの料金は年内にも月1万円を超え、消費者負担はさらに高まることになる。

4人暮らし...
2022年8月26日 2:00
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC202DO0Q2A820C2000000/