3日の東京外国為替市場、円安ドル高の動きが加速し、円相場は3円以上値下がりして1ドル=133円台後半での取り引きとなっています。

3日の東京外国為替市場は、アメリカが金融引き締めに慎重になるのではないかという見方が後退したことからアメリカの長期金利が上昇し、日米の金利差の拡大が意識されて円を売ってドルを買う動きが強まっています。

市場関係者は「アメリカではFRBが利上げのペースを緩めるのではないかという観測が広がっていたがサンフランシスコ連銀の総裁が金融引き締めに前向きな発言をしたと受け止められ、これがドルを買い戻す動きにつながっている。市場ではアメリカのペロシ下院議長が台湾を訪問したことを受けて、中国がどのような対応をとるかに注目が集まっている」と話しています。
2022年8月3日 11時35分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220803/k10013749121000.html