立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
5chスレタイ検索 Google検索
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寄り付きから安値になり、一時は5月の最安値近辺の25700円まで急落。そこから下値を探り500円を越える下げ幅で前場終了。
アメリカ「利上げします」イギリス「じゃあうちも」スイス「じゃあうちも」世界市場「!?」という流れで織り込んでない聞いてないよ要素が加わり再びパニック売りに。ダチョウ倶楽部的な流れだと日本も「じゃあ俺も」というのがセオリーでしょうが、黒田総裁は空気を読まないので緩和姿勢を崩さないとアナウンスしました。
市場がパニックになる中で「有事に強い円」というのが思い起こされたか、円相場が急激に円高に。円安は嬉しいブースト効果をもたらしますが円高は罰ゲームでしかありません。外需関連銘柄を中心に大きく下げ圧力となって作用しています。
TOPIXが2%越えて下落したことでETF買い入れが見込めます。加えて金融政策決定会合の詳細も市場に浸透するでしょうから、後場はうまくいけば思ったより戻してくるかもしれません。
後場は26000円を回復して再開。しかし為替の動きが荒っぽいので影響を受けるおそれがあります。

[東京 17日 ロイター] -
前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比572円70銭安の2万5858円50銭と、急反落した。世界的な利上げ機運から景気減速懸念が強まり、広範囲に売られる展開となった。ただ、引け後に日銀政策決定会合で金融政策が現状維持と伝わると先物が買われ、9月限は2万6000円台を回復。後場は戻り歩調となることが想定されている。

16日の米国株式市場は急落し、ダウ工業株30種が終値で3万ドルを割り込んだ。米連邦準備理事会(FRB)の27年ぶり大幅利上げに続き世界の主要中央銀行がインフレ対応に利上げを進める中、リセッション(景気後退)懸念が台頭している。

スイス国立銀行(中央銀行)とイングランド銀行(英中央銀行)も利上げを決定したが、スイスについては利上げを予想する声がなかっただけに、サプライズ感が強く、前日の夕方に日経平均先物が急落。米株下落も重なり日本株は朝方から全面安商状となった。
 
国内についても、きょうの日銀政策決定会合において、政策変更の可能性がゼロではないとの指摘もあった。世界的な景気減速が懸念されており、外為市場でドル安/円高に振れたことも手伝い、輸出関連株を中心に売りが広がった。

もっとも、売りが一巡した後は、日銀会合の結果を見極めたいとの見方から、安値圏でのもみあいに終始。前引けにかけて見送りムードが強まった。
東海東京調査センター・シニアストラテジストの中村貴司氏は、これから行われる総裁会見で「黒田総裁の発言内容が微細にわたってチェックされるとみられ、それによってマーケットは激変する可能性もある」と語っていた。
 
TOPIXは2.03%安で午前の取引を終了し、後場は日銀によるETF購入の思惑が高まりそうだ。東証プライム市場の売買代金は1兆6071億6200万円。東証33業種では、繊維業、食品業を除く31業種が値下がりしている。個別では、トヨタ自動車など主力の輸出関連株が軟調。東京エレクトロンなど半導体関連株もさえない。半面、京王電鉄など電鉄株に上昇する銘柄が目立つ。

プライム市場の騰落数は、値上がり216銘柄(11%)に対し、値下がりが1572銘柄(85%)、変わらずが50銘柄(2%)だった。

2022年6月17日11:58 午前
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL4N2Y40N6