立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
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イベント通過でアク抜け、株価は以前までの下限である27000円と5日線を目指して買い戻されましたが、途中から利確に押されて失速して前場終了。
FOMCは市場の期待が通ったともいえる75bpの利上げに。会見では「雇用が落ち込んでもインフレ2%台を目標に上昇を抑える、物価上昇をしっかり見て適切な対応をとる」とインフレファイターとしての決意に満ちた発言が出て市場に安心感を与えました。アメリカ市場はやや上下変動が大きいながらも値上がりとなり、世界的株安の流れも一旦止まったようです。
各銘柄は買い戻されて値上がり基調。為替もドル円が134円台と落ち着いていることで製造業もハイテク関連以外は好調です。海運業は業種別で唯一マイナスとなるなど不調。NFTや暗号資産に積極的と言われているネクソンがビットコイン下落を悪材料として値下がりになっています。
後場は26700円を回復して再開。

[東京 16日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比367円89銭高の2万6694円05銭と、反発した。市場の関心が高かった米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過し、買い戻しが先行した。一時600円超高に上昇したが、心理的節目の2万7000円の手前では利益確定売りに抑えられ、伸び悩んだ。 

日経平均は、急反発でスタートした後も上値を伸ばした。前日までの4営業日で終値ベースで約1900円下落しており、イベントの通過に伴って買い戻しが強まった。

自動車など輸送用機器や機械株といった輸出関連株、ハイテク株、高PER(株価収益率)株など幅広い銘柄で買い戻しが先行。TOPIXグロース株指数と同バリュー株指数はともに堅調だった。 

一方、市場では「ニューロングが入ってる感じはない」(りそなアセットマネジメントの戸田浩司ファンドマネージャー)との見方も聞かれた。一時621円54銭高の2万6947円70銭に上昇したものの、心理的節目の2万7000円手前では利益確定売りや戻り待ちの売りが上値を抑え、伸び悩んだ。

FOMCは0.75%の大幅利上げとなったが、市場では事前に米消費者物価指数(CPI)の強い結果を受けて急速に織り込みが進んでいたこともあって、予想通りの結果と受け止められた。ただ「米国の金融政策や景気の先行き不透明感は晴れておらず、市場のボラティリティも落ち着いていない中では、腰を据えては買えない」(戸田氏)との声も出ていた。

TOPIXは1.26%高の1879.29ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆3371億0700万円だった。東証33業種では32業種が値上がりした。値上がり率上位には、水産・農林業や輸送用機器、精密機器などが並んだ。値下がりは海運業の1業種だった。

トヨタ自動車や三菱重工業、ダイキン工業が大幅高となった。ファーストリテイリング、ニコンもしっかり。東京エレクトロンは急反発後、徐々に上げ幅を縮めた。川崎汽船は大幅安となった。 

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1529銘柄(83%)、値下がりは265銘柄(14%)、変わらずは44銘柄(2%)だった。

2022年6月16日12:02 午後
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL4N2Y30OZ