日銀の黒田東彦総裁は22日、ニューヨーク市内のコロンビア大主催のイベントで講演し、「いまの金融緩和を継続する必要がある」との考えを改めて示した。米国と比べて個人消費や労働市場の回復が鈍いと指摘。日米金利差の拡大を背景に進む急速な円安・ドル高に警戒感が高まる中でも、新型コロナウイルス禍からの経済の持ち直しを支えるため、大規模緩和を続ける意義を強調した。

ロシアのウクライナ...
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN22DXZ0S2A420C2000000/