ニッケル相場の急騰で巨額の含み損を抱えているとされる中国のニッケル生産大手の青山控股集団は15日、ロンドン金属取引所(LME)で保有する多額のニッケル売り持ち高に対し、追加証拠金(追い証)の請求や強制決済を当面行わないことなどで取引銀行団と合意したと発表した。その上で市場の異常な動きが落ち着き次第「持ち高を段階的に縮小する」とした。

LMEは同日、16日午前8時(日本時間午後5時)にニッケル取引を...

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

□関連ニュース
LMEのニッケル取引、16日再開 全上場商品に値幅制限: 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR151AO015032022000000/

2022年3月15日 16:55 [有料会員限定]
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM151NQ0V10C22A3000000/