ソフトバンクグループ傘下の英半導体設計会社アームは、世界全体の従業員の12−15%削減を計画している。米エヌビディアが先にアーム買収を断念したことを受けた動き。ルネ・ハース最高経営責任者(CEO)が社内メモでスタッフに伝えたと事情に詳しい関係者1人が明らかにした。

  同関係者によれば、15%の削減となれば1000人近い従業員に影響するが、削減の大半においてエンジニアは対象外となる。

  アームは「他社同様、機会とコスト規律の正しいバランスを確実にするよう事業計画を継続的に検証している」と資料で説明。今回のプロセスに「グローバル体制における人員削減」が含まれることは残念だともコメントした。

  社内メモの内容については英紙テレグラフが先に報じていた。

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ソフトバンクG、アームIPO関連でマージンローンを打診−関係者
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-02-16/R7EHXEDWRGG101

原題:SoftBank’s Arm to Cut Up to 15% of Workforce as It Prepares IPO
https://www.bloomberg.com/news/articles/2022-03-14/softbank-s-arm-to-cut-up-to-15-of-workforce-as-it-prepares-ipo

2022年3月15日 7:47 JST 更新日時 2022年3月15日 10:12 JST
Bloomberg
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-03-14/R8R9ZMT1UM0W01