0001田杉山脈 ★
2022/02/10(木) 15:05:20.29ID:CAP_USER輸入物価が大幅に上昇
まず、円安がそれほど好ましいものではない理由を説明しよう。
2021年12月の企業物価指数は前年比8.5%の上昇だが、このうち輸入物価は同41.9%と著しく上がっている。これは「円ベース」の上昇率で、「契約通貨ベース」の上昇率同33.3%との差は8.6ポイントある。これが為替が円安になった分の寄与度で、原油価格などの高騰がなかったとしても、輸入物価は円安によって1割弱上昇したことになる。
この値上がり分は、最終消費財まで価格転嫁できず、流通段階で卸小売業などの利益圧迫につながっていると考えられる。ただ、消費者物価をよく見ると、価格転嫁は進んでいるようだ。
21年12月の消費者物価指数は前年比0.8%上昇だが、これを「財価格」と「サービス価格」に分けて見てみると、財価格は同3.4%と高い。この高騰分は、消費者の負担増となっている。財の中でも、…
https://mainichi.jp/premier/business/articles/20220208/biz/00m/020/007000c