内閣府が25日発表した9月の景気動向指数(CI、2015年=100)改定値は、景気の現状を示す一致指数が前月比2.6ポイント低下の88.7となった。速報値(前月比3.8ポイント低下の87.5)から上方修正した。

数カ月後の景気を示す先行指数は0.4ポイント低下の100.9だった。速報値は1.6ポイント低下の99.7だった。

内閣府は、一致指数の動きから機械的に求める景気の基調判断を「足踏みを示している」と、速報時点と同様の表現とした。

CIは指数を構成する経済指標の動きを統合して算出する。月ごとの景気変動の大きさやテンポを示す。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

2021年11月25日 14:04
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZASFL24HCH_U1A121C2000000/