本日の詳細


<10:50> 日経平均は下げ幅広げる、3万円の壁意識

日経平均は下げ幅を広げている。とりわけ目新しい売り材料が出た訳ではないが、こ
こ一両日の相場で、上値を追い切れなかったことで、利益確定売りがかさんだ。だた、東
証1部の売買代金ランキングで1、2位を占めるレーザーテック とソフトバンク
グループ が堅調に推移しており、地合いが悪化したとの雰囲気は感じられない。

市場では「日経平均が再び3万円を目の前にして押し戻される格好となり、戻りの壁
として意識されるようになっている」(国内証券)との声が聞かれた。


<10:08> 日経平均はマイナス転換、戻り売りが重し

日経平均は高く寄り付いた後、次第に上げ幅を縮め、マイナスに沈んだ。市場では「
想定よりも上値が重い印象。それだけ、心理的節目の3万円を前に戻り売りへの警戒感が
強いということだろう」(国内証券)との声が聞かれた。売り一巡後は下げ渋っている。
一方、金融所得課税をめぐる議論への警戒感も聞かれる。時事通信は、政府・与党が
岸田文雄首相の掲げる所得再分配に向け、来年以降に金融所得課税の強化を本格的に議論
する方向で調整に入ったことが16日、分かったと報じた。報道によれば、年末に決定す
る来年度税制改正大綱で、重要テーマとして議論を継続する「検討事項」に明記する。
東証33業種では、28業種が下落。下落率上位は空運業や医薬品、ガラス・土石製
品、サービス業、鉄鋼と並んでいる。上昇しているのは鉱業、精密機器、輸送用機器など
5業種にとどまる。


<09:03> 日経平均は続伸スタート、米株上昇を好感 主力株しっかり
寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比98円56銭高の2万9906円
68銭となり、続伸して始まった。前日の米株高を好感する形となっている。その後は高
値圏でもみあっている。
トヨタ自動車 やソニーグループ 、東京エレクトロン は高値
を更新。半導体関連株は総じて堅調となっている。
指数寄与度の大きいソフトバンクグループ もしっかり。ファーストリテイリ
ング は小高い。


<08:45> 寄り前の板状況、トヨタやソニーGは買い優勢

市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ソニーグループ<6
758.T>、ホンダ は買い優勢、東京エレクトロン 、ソフトバンクグループ
は売り買い拮抗。

指数寄与度の大きいファーストリテイリング は売り買い拮抗、ファナック<6
954.T>は買い優勢。

メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、みずほフィナンシ
ャルグループ が買い優勢、三井住友フィナンシャルグループ が売り買い
拮抗となっている。