携帯大手各社は携帯電話の契約を解除する際に請求していた料金をなくします。携帯電話会社の乗り換えがしやすくなることで、利用者の利便性が高まることが期待されます。

NTTドコモは、今月から携帯電話の契約を決められた期間以外に解除する際に請求していた解約金を撤廃しました。

具体的には、2019年9月までに契約した2年契約のプランでは解約する際に1万450円が、2019年10月以降の契約では、1100円の支払いが必要でしたが不要になりました。

ソフトバンクも来年2月から契約解除料をなくすことを26日発表したほか、KDDIも今年度中になくす方針です。

携帯電話の契約をめぐっては、総務省が各社の競争を促すため、携帯電話会社の乗り換えをしやすくすることが必要だと指摘していて、携帯大手各社は、乗り換え時の手数料などを廃止してきました。

それに加え、契約を解除する際の料金がなくなることで、携帯電話会社の乗り換えがしやすくなり利用者の利便性が高まることが期待されます。
2021年10月27日 5時01分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211027/k10013323051000.html