立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
5chスレタイ検索 Google検索
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参議院静岡補選で自民の候補が接戦の末に敗れる。これが市場にかなりの重石となっています。実情は川勝静岡県知事の応援がかなり大きな勝利要因となったとのこと。それでも自民側が負けたというのはマイナス要因として十分です。
これを受けて市場は一気に弱気モード。リスク回避の動きが加速しています。しかし個別銘柄では全面安ということはなく、安値を拾う動きもあります。その中でも抗体カクテル療法のロナプリーブを供給する中外製薬が業績見通しを発表して株価が急騰しています。
現在の値動き水準としては75日線のところ。このあたりで下げ止まれば落ち着きを取り戻してから明日の反発も期待できる形になると思われます。
株価はランチタイム中に先物で値を戻しており、後場もその流れを受けて28600円付近から再開しています。

[東京 25日 ロイター] -
前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比284円50銭安の2万8520円35銭となり、反落した。米ハイテク株安の流れを受けて朝方に安く始まった後も、安値圏でのもみあいが続いた。参院静岡補選での自民候補敗北を受け、31日投開票の衆院選に向けて模様眺めが強まりそうだとの見方も出ていた。

前週末22日の米国株式市場はS&P総合500種とナスダック総合が下落。スナップ やインテル の失望的な決算が通信サービス株や情報技術株を圧迫した。また、テーパリング(量的緩和の縮小)を近く開始すべきだと述べたパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言を受け、投資家が慎重姿勢を強めたという。

東京市場で日経平均は200円超安と反落してスタートした後も、安値圏でのもみあいが続いた。一時300円超安となって、心理的節目の2万8500円を割り込む場面もあった。
東京エレクトロン など半導体関連株が軟調。インテルの予想を下回る決算が材料視され、売り優勢の展開となった。ドル/円が円高寄りの動きとなり、トヨタ自動車 など輸出関連株の一角にさえない動きも見られた。

静岡補選での与党敗北はネガティブサプライズとの受け止めが出ており、市場では「選挙まで手を出しづらい」(りそなアセットマネジメントの黒瀬浩一運用戦略部チーフ・ストラテジスト)との声が聞かれた。
一方、東京製鉄 や中外製薬 といった業績予想を上方修正した銘柄が買われ「当面は決算を材料にした選別物色が進むのではないか」(別の国内証券)との見立ても聞かれた。

衆院選で自公の過半数が変わらなければ、政権運営そのものも変わらないとして「日本株は欧米株にキャッチアップしていく流れになるのではないか」(りそなAMの黒瀬氏)とも見られている。

TOPIXは0.25%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆0992億4800万円と細っている。東証33業種では、情報・通信業、ゴム製品、食料品など16業種が値下がりした一方、鉄鋼、鉱業、海運業など17業種は値上がりした。

東証1部の騰落数は、値下がりが1109銘柄となり全体の50%を占めた。値上がりは932銘柄で42%、変わらずは139銘柄だった。

2021年10月25日11:59 午前
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL4N2RL0PV