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記者会見する金子総務相(5日午前、総務省)

金子恭之総務相は5日午前の閣議後の就任記者会見で、菅義偉前政権が進めてきた携帯電話料金の引き下げ方針を踏襲する考えを示した。「これまでの取り組みを引き継ぎ、公正な競争環境を整備していく」と述べた。

前政権による値下げ要請を受け、携帯大手各社の大容量プランの料金は国際的にみても割安な水準に下がった。岸田文雄新政権でも「安く、わかりやすく、納得感のある料金やサービスの実現にむけて携帯電話市場の競争環境整備に取り組んでいきたい」と意欲を示した。

「携帯電話はいまや国民生活に不可欠なサービスで、その料金や使いやすいさは国民生活に直結する」と説明し、さらなる低廉化を進めると強調した。

災害対応にも力を入れる考えを示した。気候変動の影響で近年頻発する自然災害に触れ「消防、情報通信、地方のインフラ整備などの分野で防災・減災にしっかり取り組む」と語り、地方重視の姿勢を鮮明にした。

2021年10月5日 13:20
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA0514P0V01C21A0000000/