本日の詳細

<10:58> 日経平均は下げ拡大、香港株の軟調推移が重し

日経平均は徐々に下げ幅を広げている。香港株が下げて始まった後、下げ幅を拡大し
ており、東京市場でも投資家心理の重しとなっている。
一方、内需関連株は堅調な銘柄もみられる。米製薬大手による新型コロナウイルス感
染症の治療薬の開発進展が伝わっており、百貨店、旅行、空運、鉄道、外食の一角はしっ
かり。
米メルクは1日、開発中の経口治療薬「モルヌピラビル」について、重症化の恐れが
ある患者の入院や死亡のリスクを約50%減らす効果があるとの中間臨床試験結果を公表
した。


<09:55> 日経平均は下げに転じる、引き続き環境面の悪化を警戒

日経平均は下げに転じている。切り返して始まったものの、買いが続かず急速に伸び
悩み、前週末比マイナス圏で推移。「米国の債務上限問題、中国の恒大集団 の
問題や景気減速懸念など、外部環境の悪化が引き続き警戒されており、上値を取りにくい
状態だ」(国内証券)という。

きょう発足する岸田新内閣については「報じられた顔ぶれをみる限り、新鮮味が感じ
られない。次の一歩を見極めたいというのが市場の本音ではないか」(国内証券)との声
が聞かれた。


<09:05> 日経平均は反発、米株上昇を好感して幅広く物色

寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比273円40銭高の2万9044
円47銭となり、反発した。前週末の米国株式市場が上昇したことを好感して、幅広く物
色されて始まった。これまでの大幅下落で生じた突っ込み警戒感も手伝い、買い戻す動き
が活発化しているという。ただ、買い一巡後は伸び悩んでいる。


<08:50> 寄り前の板状況、トヨタ自など主力銘柄が買い優勢

市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ソニーグループ<6
758.T>、ホンダ 、キヤノン 、東京エレクトロン 、三菱UFJフ
ィナンシャル・グループ 、ソフトバンクグループ など主力銘柄が買い優
勢。指数寄与度の大きいファーストリテイリング も買い優勢となっている。