全国のフリーランス400人のうち、年収は「100万円以下」が最多で、1000万円以上はわずか2人ーー。フリーランス向けのメディアを運営するつなぐマーケティング(神奈川県鎌倉市)が実施した「フリーランスの働き方に関する実態調査」で判明した。

働き方について「副業系(会社員や主婦など)」と答えたのは67.5%、「独立系(個人事業主、専業)」は32.5%で、7割近くは副業系フリーランスだった。同社は副業系フリーランスが増えている背景として、「2018年に厚生労働省によりモデル就業規則が改定されたこと」が要因だとしている。

 調査対象のうち、フリーランス「1年目」と答えたのは42.5%で、4割以上を占めた。ついで、「2年目」(19.5%)、3年目(11.8%)と続き、4年以上継続している人は全体の4分の1程度にとどまった。クラウドソーシングサービスの成長や働き方改革によって、年々フリーランス人口が増加している傾向から、フリーランス歴の浅い人が多い様子が見て取れる。

 フリーランスの職種で最も多かったのは「ライター」で233人だった。ついで、「デザイナー」(28人)、エンジニア(17人)と、「ライター」が2位以下を引き離した。上位は専門的な資格が不要で、比較的始めやすい職種に人気が集まっている。ライターの場合は、他の仕事と兼業している人が多い点も特徴的だった。
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