明治安田生命保険は3日、今年の夏休みに使うお金の平均額は1人あたり5万3807円と、前年より1万1350円減るとの調査結果をまとめた。コロナ禍に伴う外出自粛の影響で2006年の調査開始以来、最も少なかった。09年以降、平均額は8万円台で推移し、19年と20年は6万円台に減少していた。

 夏休みの過ごし方(複数回答)は「自宅でゆっくり」と答えた人が73・4%となった。実家などに帰省予定がある人の割合は18・6%で、帰省しない人が42・7%だった。コロナによる巣ごもりが夏休みの使用金額を大きく押し下げ、減らす理由(同)としては「使い道がない」が68・4%、「収入が減少した」が27・9%となった。結果として、夏のボーナスの使い道(同)は「預貯金」が73・1%に上り、2位の「趣味・レジャー」は27・8%にとどまった。

 調査は6月21〜25日にインターネットで行い、20〜50歳代の1120人が回答した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f2f13fc8de064927e46f3efa5617861717b4072