立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
スレタイ検索 株式前場値動き
http://download.co.jp/news/bizplus/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E5%89%8D%E5%A0%B4%E5%80%A4%E5%8B%95%E3%81%8D
休日明けの米国市場が伸びなかったことから寄りつきは不調、ですがそこからはチャートを頼みの反発力を見せて、一気に29000円の大台を伺う形に。
将来への希望が全体的に後押しをしています。テレビでの報道とは反対に市場参加者には経済復活への夢がどんどん膨らんでいるように見えているかのようです。
値がさ株は若干不調ですが、製造業を中心にした中小株が押し上げています。まだまだ出遅れ銘柄は伸びそうです。
後場はほぼ大台の28999円から再開しましたが、そこからやや一服。

[東京 2日 ロイター] - 2日午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比132円50銭高の2万8946円84銭となり、反発した。朝方は下振れして始まったものの、景気敏感株を中心に押し目買いが入り、自律的な切り返しとなっている。物色面では、需給の良し悪しで明暗が分かれるケースが目立つとの声も聞かれた。前日に今年5番目に少ない売買代金となったが、きょうは商いが膨らむ傾向にある。

連休明けとなる1日の米国株式市場はおおむね横ばいで取引を終了。原油先物価格の上昇を背景にエネルギー株などが買われる一方、ヘルスケア関連には売りが出た。景気回復やインフレの兆候について手掛かりを得ようと経済指標も注目されているという。

日本株は引き続き方向感が定まらない中、朝方は続落して始まったものの、売り一巡後は持ち直し、前場後半から戻り歩調を鮮明にしている。ただ、引き続き上値に対しては慎重な見方が多く、前引け段階の上昇幅は自律反発の域を出ていない。

市場では「経済正常化期待から欧米株式市場の堅調が目立つが、日本株も景気敏感株を中心に堅調な銘柄が多くなっている」(野村証券・ストラテジストの澤田麻希氏)との声が聞かれた。

TOPIXは0.85%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆4033億4200万円と前場に1兆円を割り込んでいた前日に比べて膨らんでいる。東証33業種では、鉱業、不動産業、海運業などが上昇し、値下がりは精密機器など5業種だった。

個別では、トヨタ自動車、レーザーテックが連日の上場来高値更新となったほか、三菱重工業、日本製鉄もしっかり。ソフトバンクグループは一時8000円を割り込んだ後は戻りに転じ、前引けは小幅安となった。一方、東京エレクトロンが軟調に推移したほか、指数寄与度が大きいファーストリテイリングはさえない。

東証1部の騰落数は、値上がりが1305銘柄、値下がりが776銘柄、変わらずが109銘柄だった。

2021年6月2日12:11 午後
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPKCN2DE07Q